えいがのきろく

見た映画のお話。わりと適当。

リリーのすべて



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公開前からたのしみにしてた!


助演女優賞
美術賞
衣装デザイン賞
ノミネート

助演女優賞 受賞



っていうすばらしい結果👏




上からいくと



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やっぱり『博士と彼女のセオリー』で主演男優賞獲っただけありますわ👏

役作りがものすごいね。


最後のほうなんてほんとに女のひとにしか見えなかった。


そしてスタイルの良さもすごい。
あの細さは女性的な細さだった。


残念ながら主演男優賞は獲れなかったけど、わたしは『レヴェナント』は見に行かないから(怖そう&重そう&苦手)、わたしのなかではやっぱりエディ・レッドメイン主演男優賞💪







アリシア・ヴィキャンデル!


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いやあ〜、良い演技するなあ


エディ・レッドメインみたいにひとを変えなければならないほどの役ではないんだけど

これはこの妻ありきの作品だ。



結婚6年目の夫の扱いもすごく自然だったし、夫がだんだん夫じゃなくなる姿を見ている様子。
ああ、もうすてきだった。



わたしは女だからゲルダに共感しながら見てたけど、終始アイナーへの愛が感じられてほんとにつらかった。

仕切りをつけたベッドにいるとき、仕切り越しにリリーを触るとかとか。
リリーが手術後つらそうにしてるときに「わたしよ」って言って付き添ってるとことか。

ほんとうに愛してるし、ここまできたら母親のような愛情を感じた。
無償の愛っていうのかな。




愛する夫の望みを叶えれば叶えるほど、複雑な心境になっていく…。



この写真のシーン、駅のホームなんだけど、ここがぐっとくるね。

夫であるアイナーとの別れ。

うーん、涙。








次、美術賞&衣装デザイン賞!


美術賞はよくわからないからうまくいえないけど、1920年代のデンマークの街並み!

すごく良い!

デンマークに行ったことなんてないし、ましてや1920年代とかぜんぜんわかんないけど、とってもすてき!

それしか言えない。



部屋の中がいいかんじに暗くて。
あと、洗濯物を集めに自転車こいでるのとか?

日本では見られない光景とかいっぱいあってわくわくしたね!



そしてなにより衣装!!

すっごくすてき!


ゲルダのおしゃれした格好とか、家でくつろぐ格好とか。

あとはリリーが着てる衣装ね!
身長あるからすっごく様になってるんだよね〜〜

ロングスカートとかすごく似合うし!





エディ・レッドメインアリシア・ヴィキャンデルの演技と、デンマークの街並みと衣装を見るためだけでも見に行ってほしいレベル(笑)








話はよく考えたらこれ1928年の話で、このときは性同一障害はほとんど知られてなかっただろうね。

そんな中で初めて性転換手術をしたのがリリー。

それを知ってみるとなるほど納得なシーンが多々ある。



今でこそみんな知ってることだし、それこそタレントとかでもそういう枠があるくらいだけど

このときは生きにくかったんだろうなあ…





と、わたしが偉そうにつらつらと書いていいような内容ではないと思うので


ぜひみなさん見てください。


わたしは常に涙流してたし(笑)
エンドロールでどうにか泣き止むことに必死だったくらい。
ポップコーンは食べてないよ!(笑)
静かな映画だし!






とりあえず今年みた映画の中では1番すきですね。




次はルームとスポットライトがみたいです。